愛犬が腎臓病になったら食べないってどういうこと!?【理由を知ってすぐ対策をしましょう】

愛犬が腎臓病になったら食べないってどういうこと!?【理由を知ってすぐ対策をしましょう】

犬はシニアになると腎臓病にかかりやすいと言われています。ご飯を食べない・・・それは腎臓病のサインと言われますがなぜなんでしょうか?

ウチの愛犬コジロウは2019年12月に前立腺ガン発覚→2020年1月前立腺摘出手術→2021年1月転移した膀胱摘出&人工尿管手術をしました。

膀胱を取ってしまったこと、人工尿管内にデブリス(細胞のカス)が溜まることで腎臓に負担がかかったんです。

2021年秋には腎臓の数値が悪化してきて、入院を繰り返すことになりました。

結局、前立腺ガンによる転移だったりのガンではなく、最期は腎臓病や併発した発作等が起因となって愛犬コジロウは2022年5月11日に旅立っていきました。

そこで今回は犬の腎臓病についてご紹介します。
この記事を読めば、

  • 腎臓病で療法食を食べない時の対処法
  • 犬が腎臓病になる理由


が分かります。

犬の腎臓病について知りたい人は必見です。

もくじ

犬が腎臓病になったら食べなくなるって本当?

犬が腎臓病になったらご飯を食べなくなるのは本当です。腎臓病とは腎臓の働きが本来の通りではなくなる病気のことを言います。

正直、ボクも実際にコジロウが腎臓病になるまでは、あまりピンと来ない病気でしたし、本当に腎臓病って怖い病気だと思いました。

腎臓の代表的な働きは尿を作ることです。腎臓は他にも、

  • 老廃物を取り除くろ過を行う
  • ビタミンDを活性化させてカルシウムの吸収を助ける
  • 『エリスロポエチン』という血を作るホルモンを作って赤血球を作らせる
  • 『レニン』という酵素を作って血圧を調整する


といった働きをします。
腎臓病とは、これらの働きが出来なくなる病気です。

腎臓病で血圧の調整が出来なくなると吐き気や嘔吐の症状が表れます。他にも倦怠感といった症状も出てきます。

そんな状態ではボクたち人間でも食欲なんてなくなりますよね。このような症状が原因で、犬が腎臓病になったら食べなくなるのではないかと考えられます。

愛犬が腎臓病で食べない時の対策とは!?

一般的に犬が腎臓病になると、獣医師から処方される腎臓病専用フードや腎臓に負担がかからないドッグフードを与えなければいけなくなると言われています。

それは腎臓病の犬のことを考えられた専用フードだからです。でもですね、実はこの専用フードは嗜好性が悪いようで犬の食いつきが良くありません。

そのため腎臓病を患った犬の飼い主さんは「愛犬がごはんを食べない」と食事療法に手を焼く人が多いのです。

腎臓病で食欲が無いのに、さらに美味しくもない食べ物を食べさせられるわけです。自分がそうなった時を考えてみるとゾッとしませんか。

まだ腎臓病初期の頃は、今与えているフードや腎臓用フードをふやかしてみてください。

ちなみにコジロウはBUNやCREの数値が上がった時は、まだ食欲がバリバリありましたので、腎臓の負担を軽減すること、腎臓病の進行を少しでも遅らせるために下記の腎臓用『和漢みらいのドッグフード』に切り替えました。

ぴのらん

38~39℃のお湯だと香りも立ち食いつきを良くすることができますよ

少しでも食べるのであれば、愛犬の負担にならないよう1日3~4回に分けて与えてもいいでしょう。

中には缶詰のウェットタイプの療法食もあります。ウェットの方が嗜好性も高いのでそちらを選ぶのもおすすめです。その場合はかかりつけの獣医師に相談して処方してもらいましょう。

腎臓病用の療法食は各メーカーから出していますが、ドライフードも食べなくなってきたコジロウの場合は前立腺ガン手術後もずっと検診を続けていた日大動物病院から紹介されたロイヤルカナンを食べていました。


試供品などがあれば何種類か試して、愛犬が食べる療法食を見つけることが重要です。ペットショップで店員さんに相談すると快く頂くことができましたよ。

更には本当に末期の時は、ロイヤルカナン・リキッドをシリンジで与えていました。

療法食のフードは何が違う?

腎臓病用専用フードは一般的に売られているフードと比べて『リン』の量が調整されています。

元々は健康な体を作るために必要な『リン』ですが、腎臓の働きが悪くなると不必要となったリンを排出できなくなり必要以上にたまったリンが腎臓病を悪化させる原因となることが分かっています。

そのため腎臓病専用フードにはリンの含有量が制限されています。


また、実は腎臓病になってしまうと病気そのものが改善されることはなく、

  • 症状を和らげる『対処療法』
  • 病気の進行を遅らせる『保存療法』

が主になってきます。


腎臓に負担をかけない食事を与える『食事療法』は保存療法のひとつですね。

愛犬が療法食を食べないからといって今まで与えていたフードをあげたとしても急に症状が悪化するわけではありません。

しかし愛犬の腎臓に負担をかけないためにも工夫して、出来れば療法食を食べてもらいたいところです。

コジロウ

ボクたちではドッグフードを決められないから飼い主さん次第なんだよね

食欲増進剤『エンタイス』とは!?

実は、コジロウは亡くなる4ヶ月前ぐらいから日大動物病院で処方された食欲増進剤『エンタイス』を飲んでいました。

大きい副作用は無いということでしたので、試しに飲んでみたらすぐに効果がありました。

通常、エンタイスの効果は飲んでから1~2時間後に効果が現れるとのことですが、コジロウの場合は飲んで10分後とかに食欲が出てきました。

大学病院の先生もビックリされてましたが、効果の持続が短くて・・・、夜のゴハンには効果が無くなる感じでした。

この『エンタイス』は病院で処方されないともらえないのですが、ボクが使っている個人輸入代行業者うさパラでも扱っています。

かかりつけの先生に相談してオッケーであれば、動物病院よりもうさパラで購入した方が断然お安いのでぜひこちらの記事でチェックしてみてください。

あと、コジロウが最後の方まで食べていたドッグフードがあります。

目黒通り沿いにある『ランフリー』(東京都目黒区自由が丘3-17-1)で販売されているドッグフードです。

こちらのお店は特に腎臓病に良いドッグフードがあるわけではないのですが、リンや脂質を抑えたドッグフードだったり、手作り無添加ドッグフードを扱っています。

店員さんがとても親切で、その子に合ったフードを選んでくれますよ。直接お店に行けない方は、ホームページから注文もできるので、ぜひ検討してみてくださいね。

犬が腎臓病になる理由

なぜ犬が腎臓病になるのか気になりますね。できれば愛犬が腎臓病にならないように予防策を知っておきたいところです。

犬の腎臓病には大きく2種類に分けられます。

  • 急性腎臓病
  • 慢性腎臓病

急性・慢性それぞれ腎臓病になる理由が違ってきます。

急性腎臓病になる理由

様々な理由が挙げられますが、

  • 人間の薬品など腎臓に毒となるようなものを食べた
  • 何らかの原因での強い脱水や大量出血での急激な血圧の変化

などがあります。

急性腎臓病の症状としては急にぐったりして嘔吐、同時に尿の量が減少もしくは全くしなくなるなどがあります。ひどいと意識がなくなることも。

急性腎臓病というだけあり症状は急激に現れます。早期の治療で回復も見込めますのでおかしいと思ったらすぐにでも動物病院へ連れていきましょう。

慢性腎臓病になる理由

慢性腎臓病になってしまう理由の多くは高齢によるものだと言われています。急性腎臓病と違い慢性腎臓病は時間をかけて腎臓の働きが徐々に低下していきます。

症状も

  • ご飯を食べなくなる
  • 少しづつ毛艶が悪くなる
  • 体重がゆっくりと減っていく
  • 多飲、多尿で色が薄かったり臭いがしないおしっこを出す

といったようにゆっくりなものが多くあります。

腎臓は一度傷つくと元には戻りません。そのため他の正常な部分で補い働かなければいけません。

慢性腎臓病はゆっくりと進行し、腎臓の50%の機能が失われて症状が出ます。気付いた時には病状が悪化しているケースがほとんどです。

慢性腎臓病を予防するためにシニア犬になったら1年に2回、血液検査や尿検査で腎臓の機能を調べてもらうといいですね。

ちなみにコジロウは最低でも1ヶ月に1回、頻繁な時は毎週血液検査をやっていました。

いよいよ本当に愛犬がゴハンを食べない時は・・・

ここからは愛犬コジロウの体験でボクと奥さんが行ったことなので、正しいとか間違いとかハッキリ言って未だにわかりません。

ボク自身、良かれと思ったことだったけどやっぱり後悔があります。

コジロウはですね、皆さんの愛犬と同じく本当に食いしん坊でした。だから、もう腎臓病末期、脳神経の異常も出始めた時期だったんですけど、自分から全く食べなくなりました。

もうね、腎臓病の療法食とかリンがどうのとか低脂肪がどうのとか言ってられませんでした。とにかく何でも良いから食べてほしかった。

でも、コジロウは大好きなリンゴさえも食べなくなりました。あれだけ大好きだったリンゴを食べないなんて本当にショックでした。

ちなみにコジロウが若い頃は、ボクのカバンを漁って一万円札だけを食べたこともありました・・・。まぁこれは本当に笑い話ですが。

はい、話を戻します。
結局は食欲増進剤『エンタイス』も効果が無くなってしまいました。

それでも何とか食べてほしくて、この時は本当に最後の全身麻酔で発作で異常のあった脳のMRI撮ったり、人工尿管に詰まったデブリスを取ってあげたくて。

だから無理やりでも、シリンジでウエットフードを飲ませ込みました。嫌がるコジロウはシリンジを見ただけで逃げていったし、そしてコジロウの頭を押さえつけて無理やりシリンジで飲ませ込みました。

今思い出しただけでも、この記事を打ち込んでいても涙が出てきます。

それがコジロウにとって良かったのかはわかりません。でも、その時は何とか今の状況を乗り切って体力をつけていたかったんです。

結局、全身麻酔もできず人工尿管のデブリスが詰まったまま、恐らく急性腎不全で亡くなりました。

それでも、あの時もしコジロウに数日間何も食べさせずにそのまま旅立たせたとしたら、それはそれで後悔していたと思います。

どっちにせよ後悔するのであれば、その時に自分が愛犬にどうしたいのか、心の底から何をしてあげたいのか、愛を持って行ったことであれば、コジロウは・・・、愛犬は許してくれる、感謝してくれるのだと考えるようにしました。

もちろん、やれるだけのことはやって「後悔なんて何もない!!」と思えれば良いのですが・・・。

まとめ

今回は犬の腎臓病についてご紹介しました。

実はこの記事は、2022年3月、まさにコジロウが全くゴハンを食べなくなってきた頃に下書きをしていました。

その後はコジロウの介護だったり、5月に旅立ってしまった悲しみでなかなか記事を完成することができませんでしたが、ようやく今回記事をまとめることができました。

というのも、ボクのまわりに腎臓病で苦しむワンちゃんを持つ飼い主さんがたくさんいらっしゃるから、少しでも微力ながらでも応援した気持ちになったからです。

少しでもこの記事が役に立ってくれれば幸いですし、なんとかワンちゃんが少しでもご飯を食べれるようになれば嬉しいです。

命あるもの、必ず最期がやってきます。だからこそ尊いですし、だからこそ一生をかけて愛し愛されたのですし、だからこそいつまでも涙が出るのかもしれません。

最後にまとめますね。

犬が腎臓病になったら症状の一つとしてご飯を食べなくなります。さらには腎臓病専用フードは趣向性が悪くさらに食べなくなる可能性が高くなってきます。

ご飯を食べない時の対処法は、

  • 38~39℃のお湯でふやかす
  • 腎臓用ドッグフードに変える
  • ウェットタイプの療法食に変える
  • 食欲増進剤を処方してもらう

です。

愛犬に療法食を食べてもらえるよう工夫して、腎臓病の進行を少しでも食い止めたいですね。

愛犬が腎臓病になったら食べないってどういうこと!?【理由を知ってすぐ対策をしましょう】

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 詳しく書いて頂いてありがとうございます。何度かインスタでコメントさせて頂きました、コジロウくんと同じルビーのちょこです。まさに今、うちの子も食べなくなってきてしまいました。大好きだったものを食べなくなるのは本当にショックですよね。
    昨日食べたものが今日は食べない。もう祈る気持ちで日々試行錯誤してます。そんな中、コジロウの事をまた知れてありがたかったです。本当にありがとうございます。もう心臓が悪くて行けなくなったけど、コジロウと毛呂山のプールで会いたかったなーとなんか夏に思ってしまうんです。。

    • ちょこちゃんママさん
      コメントありがとうございました!!

      ちょこちゃん、そうでしたか・・・。
      そうなんですよね、
      昨日食べたものが今日は食べない。
      今日食べたものが明日食べない。
      一昨日食べなかったものが今日食べたとか・・・。

      コジロウは最期の方はロイヤルカナンの流動食を
      シリンジで与えていました。

      インスタで毛呂山のプールの動画拝見しました!!
      ちょこちゃんは泳ぎが上手なんですねぇ。

      今思い出しても辛いこともたくさんありましたが、
      それ以上にもっともっと長く幸せな時間をコジロウと過ごせました。

      ちょこちゃんとかけがえのない時間をお過ごしくださいね。

      コジロウと一緒に応援しています!!

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