ペット同伴拒否?避難所に犬を連れていけない場合の対策

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ペット同伴拒否?避難所に犬を連れていけない場合の対策
恐縮です、ぴのらん(@pinoran12)です。

先日の台風19号で被災された方々へお見舞い申し上げます。

我が家は10月12日(土)夜10時過ぎに停電となり、朝方復旧しました。幸い大きい被害はありませんでしたが、ニュース番組で色々な地域で多大な被害が発生している放送をみると本当に心が痛いです。

そんな中、自分が当事者だったらどうするんだろうと考えさせられるニュースがありましたので紹介したいと思います。

それは、避難所でペット同伴が断られた件です。

もし、コジロウと避難したのに避難所に犬はダメだと拒否され受け入れられなかったら・・・。自分の命は大事ですがコジロウの命も同じように大事です。

今回の記事は、愛犬家の皆さんと一緒に考えておきたい内容です。

[box color=”lightpink” title=””]

・災害時に正しく安全に行動するための心構え

・災害時にペット・愛犬と避難するために備えておきたいグッズ

・普段から災害時の対策を積み上げておくには?

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後悔する前にやれることは後回しにせずにやっておきましょう。

[mokuji]

もくじ

ペットNGの避難所

今回の台風19号の影響で、避難所のペット同行問題がネット上で様々な議論が交わされているようです。

発端は、埼玉県川越市の中学1年生の男子生徒が「猫を飼っているので避難できなかった」という報道です。

ダレノガレ明美さんもtwitterで悲しい・・・とツイートされていました。避難所によっては犬・猫といったペット同伴を拒否され、一緒に入れることができないというのです。

実際問題、2016年の熊本地震の時、避難所ではペット同伴の人とそうでない人の間でトラブルがあったそうです。

私たちのように家族同然の愛犬と暮らしているのであれば、当たり前のように一緒に避難しますし、そうでないペットを飼われていない人からすると、ペットの臭いやアレルギー問題であったり、寝たいのにずっと吠えられたらたまったものではないとか、避難所にペットを連れて来られるのは困る、というのも理解できます。

これはしょうがないことだと思います。ですので、ペットを飼っている人はペットを飼っている人たちで、どうすれば災害時に安全に避難できて、自宅に戻るまでの間どう過ごすのか考えなければいけないと思います。

また、環境省より「人とペットの災害対策ガイドライン」が発表されています。時間がある時に一度ご確認ください。

環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」

「人とペットの災害対策ガイドライン」によると、まず原則として「自助」だそうです。

意味としては、ペットの安全確保は飼い主の責任ということです。まぁこれは当然、当たり前でしょう。

その上で、避難せざるを得ない災害の場合は、飼い主の責任として基本は「同行避難」、つまりペット同行の上避難するということです。但し、ペット同伴で避難所に入れるかはその地域の避難所によって異なるため「同伴避難」ではないということです。

「同行避難」≠「同伴避難」なので、残念ながら、今現在避難所でのペットの扱いはその地域の自治体や管理者の判断によるということで、明確なルールが決められていません。まずはご自身の住まわれる市役所のサイトを確認しておきましょう。

ちなみに私の住む市役所のサイトでは、「ペットの飼い主のための防災手帳」がダウンロードできます。愛犬の写真を貼ったり、日常の心構え、災害チェックシートなどが書いてあります。

災害時のペット対策

またいつ災害が来るかわかりません。災害時、我々愛犬家が愛犬のためにどう行動すれば良いのかは今のうちに災害を想定しておかなければいけないでしょう。

自分の住む地域の避難所がペット同伴NGだったことを想定した場合、何ができるのか考えてみました。

[label color=”red” text=”チェック!”]安全な避難場所、避難ルートの確認
そもそも、自宅からの安全な避難ルートの確認は事前にしておきたいところです。この道が塞がれたら、こっちの道に行けるのか等、普段の散歩時に避難ルートを考えながら散歩しましょう。

[label color=”red” text=”チェック!”]地元でのコミュニケーション
散歩をしていれば近所に愛犬家がいるはずです。他愛もない愛犬自慢も良いですが(^^;)、いざという時にどう行動して助け合えるのか、普段からご近所さんの愛犬家同士でコミュニケーションを取り、情報共有と災害対策をしておきたいです。

ひょっとしたら、愛犬を預かってもらえる施設や知人がいるかもしれません。かかりつけの動物病院でも情報を共有しておきたいですね。孤高の一匹狼だと、いざという時に本当に孤独になってしまいます。

知人の知人だったり親戚だったり、困ったときはお互い様ということで預かってもらえるかもしれません。愛犬家のネットワークを築いておくのは良いと思います。

[label color=”red” text=”チェック!”]災害時のペット用ストック
我々人間の災害時のグッズ、水、食料は確保していると思いますが、ペット用も用意しておきましょう。水とドッグフードは最低でも5日分は用意しておきたいです。また持病のあるワンちゃんはもちろん常備薬もストックしておきたいところです。あとはペット用トイレシーツやおむつ等も必要でしょう。

ペット用の災害グッズ

ここで、最低限必要だと思われる災害グッズを紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

『どんな災害でもイヌといっしょ ペットと防災ハンドブック』

[fukidasi color=”black” back_color=”light-gray” avatar=”https://tk-kojiro.com/wp-content/uploads/2016/07/profile.jpg” lr=”r” name=”ぴのらん” type=”yoko” avatar_waku=”maru”]災害時のとるべき行動や普段の心構えがわかりやすい説明されています。[/fukidasi]

『マンダリンブラザーズ』のリュック

私が購入した『マンダリンブラザーズ』のリュックは、TBS系列放送の王様のブランチでも紹介された人気の商品です。色合いも形もオシャレです。女優の水川あさみさんも実際に使っているそうですよ。

[fukidasi color=”black” back_color=”light-gray” avatar=”https://tk-kojiro.com/wp-content/uploads/2016/07/profile.jpg” lr=”r” name=”ぴのらん” type=”yoko” avatar_waku=”maru”]私も災害での避難を想定して購入しました。避難時は、着替えだったり食料だったり、色々な物を運ぶはずなので両手は塞がっています。ですのでこのようなリュックが重宝するのです。[/fukidasi]

ちなみに、更に災害時を想定した機能満載のリュックもあります。ちょっと値が張るので私には手を出せませんでしたが、興味がある方はぜひこちらの記事もご覧ください。

災害時リュック

[in_link url=”https://tk-kojiro.com/shinsaijicary/” date=”both” excerpt=”show” title=”” label=”関連記事” label_color=”pink”]

犬用非常食

[fukidasi color=”black” back_color=”light-gray” avatar=”https://tk-kojiro.com/wp-content/uploads/2016/07/profile.jpg” lr=”r” name=”ぴのらん” type=”yoko” avatar_waku=”maru”]ドッグフードと違い、あくまで非常食です。物持ちも良いですし、備えておいて損はないでしょう。[/fukidasi]

水のいらないシャンプー

[fukidasi color=”black” back_color=”light-gray” avatar=”https://tk-kojiro.com/wp-content/uploads/2016/07/profile.jpg” lr=”r” name=”ぴのらん” type=”yoko” avatar_waku=”maru”]災害時、水はとても貴重です。そんな非常時に愛犬の臭い対策は水のいらないシャンプーがあれば間違いないです!![/fukidasi]

まとめ


備えあれば患いなし、災害が来てから用意するのでは遅いです。

毎年、会社やマンションの避難訓練をされている方も多いと思います。ただ、いつも思うのは緊張感の無い訓練のための「避難訓練」だなと。本当に災害が来た時にパニックを起こさず冷静に行動するためには、今のうちから頭でシミュレーション、行動でシミュレーションしておかないとできないと思います。

そういえば、私の住むマンションには中型犬のワンちゃんを抱えられないので、台車を使わないとマンション内を移動できない高齢のご夫婦がいらっしゃいます。

その方を見る度に、「きちんと避難できるのかなぁ?」と思っていましたが、他人事に思っていてはダメですね。災害時には、体が動く私たちが守ってあげる立場にならないといけません。もちろん、まずは自分が守るべき愛犬と家族をしっかりと守ることが大前提ではありますが。

更に最悪なことを想定すると、同伴避難ができず災害の時期が暑い夏だった場合、愛犬が外の仮ゲージ等で屋外で保管される環境であれば、熱中症の危険があります。

そうならないために・・・、今からでも遅くはありません。きちんと考えて準備をして、正しく行動したいですよね。

今回の台風による被害はとても他人事とは思えません。災害を想定して、地元地域で助け合えるよう一人一人が自覚を持って行動出来るようになりたいですね。

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