2021.12.16検診のため家を出た時、コジロウはエレベーターの照明に反応したのか、ずっと上を見る素振りをしていました。
良く見たら、一定のリズムで眼球が上下してる感じ。
まぁこれから人工尿管の洗浄と皮下補液をしに行くので、その時に診てもらおうと。
そして、動物病院に着きました。
犬も眼振になります【原因と対策:コジロウもなりました】
車の中では落ち着いて寝ていたコジロウですが、診察室に入ってすぐ、また眼球が上下に揺れはじめました。
先生「眼振ですね・・・」
眼振・・・。
眼振とは
眼球が小刻みに揺れていたり、ケイレンした状態を言います。
今回コジロウは上下に揺れていましたが、左右に揺れる場合もあります。
この眼振は、眼の問題ではなく、基本的には脳または耳の問題が多いそうです。
そして、コジロウのように上下に揺れる場合は脳の問題が疑われ、左右の揺れの場合は耳の問題が多いそうです。
但し、絶対ではないとのこと。
この眼振が起きた時、めまいが起きたり、視界が揺れるので目が回って気持ち悪い状態になります。
コジロウは不幸中の幸いか、視力がほとんど無いので重度のめまいにはならなそうです。
眼振が起きた時に考えられる前庭疾患とは!?
先生がおっしゃるには、今回のコジロウの場合は脳の問題が考えられ、
・前庭疾患(ぜんていしっかん)
・小脳梗塞
以上、2つの説明がありました。
前庭疾患は、老齢性の突発性前庭障害で、一過性のことが多いので、とりあえず2日間様子をみてほしいとのこと。
1日何回眼振の症状が出るのか、どの程度の時間続くのか見ておくとのこと。
また、眼振以外の症状で、何か別の発作やひきつけ、てんかんが起きていないか注意深く見ること。
てんかんは5分程度で落ち着くのが一般的ですが、落ち着かない場合は近くの動物病院に連れていく。
そして、眼振が起きた場合は、頭の位置を固定するか、抱っこしてあげるとよろけて何かにぶつからないようにすることも大事です。
顔が左右対称かどうか、顔のまわりを触って反応があるかどうかを見ることも重要だそうです。
小脳梗塞の場合は血栓が原因ですが、コジロウの場合は違うだろうと。小脳梗塞であれば、やはり早めの受診が必要となります。
次に疑うのが、脳でなければ耳です。
・内耳炎、中耳炎
内耳炎と中耳炎はほとんどが細菌性が原因であり、キャバリアやフレンチ・ブルドッグに多いと言われています。
コジロウは耳を掻くしぐさもたまにありますが、眼振が縦揺れのため、先生がおっしゃるには「耳が原因ではないだろう」とのこと。
ちなみに、耳が原因であれば治療が必要となりますので、すぐに動物病院で診断してくださいね。
脳神経に異常があるか検査しました
念のため、神経系に異常が無いか検査をしてくれました。顔や手足の神経が正常に機能しているかの検査だそうです。
こちらが結果ですが、特に異常は無かったので一安心です。
今回は時間外の診断だったため、この検査がいくらかかったかはまだわかりません(^^;)
眼振の症状を動画撮影しました
帰宅してからですが、ちょうど動画を撮れたのでこちらをご覧ください。
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幸い、眼振の症状は2日目の朝と夜にも出ましたが、それほど大事ではありませんでした。
まとめ:眼振が起きたらまずはかかりつけの病院へ
はじめて眼振だったので、ちょっとビックリしましたが、今は落ち着いているので一過性の前庭疾患だったと思われます。
とはいえ、今後も起こるかもしれないのでこれからも注意して見守っていきたいと思います。
コジロウも14歳、来年の4月で15歳のシニア犬なので、これからも体のあちこちでトラブルが出てくるでしょう。
まぁ良く考えると、その分長生きしてくれているということです。
まだまだ長生きしてもらいたいですし、前立腺癌が発覚した時に色々と覚悟はしたので、小生と奥さんも良い意味で開き直っています。
とりあえずは、来年15歳の誕生日を迎えるということ、前日のキャバリアフェスティバルに参加することが近いところの目標です。
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