ドッグフードの穀物アレルギーフリーについて

  • URLをコピーしました!

PR

コジロウは今9歳です。実は今、コジロウのフードをシニア用に切り替えようかと悩み検討中です。

現在食べているドッグフードはナチュラルドッグフードで、生後7ヵ月以上の全ての成犬用ドッグフードなので問題無いのかもしれませんが、もっとコジロウに合ったドッグフードがあるのではないかと思い、調査中なのです。

「ナチュラルドッグフード」はこちら

今までは、コジロウのためのドッグフードを選定する主な条件として、

食物アレルギーであるジャガイモを含まない

穀物不使用

無添加

品質、保存パッケージ等トータルで魅力あるもの

(※国産、海外産問わず)
でした。

そして、ネットでドッグフードを調べていたところ、非常に良いドッグフードを見つけたのですが、それには穀物を使用していたのです。その会社のHPを詳しくチェックしてみると国産品であり、無添加であり、何より犬、猫の健康を第一に考えた上での自信に充ち溢れた商品を販売されていました。それなのに犬にとっては良くないと言われている穀物を使用しているとはどういうことなのだ?と疑問でした。

穀物使用以外は非常に良いドッグフードなのになぁ。

巷では穀物不使用がアレルギーに対して良いドッグフードであるというのに、なぜあえて穀物を使用しているのか、特にHP上では説明もありません。

穀物不使用であれば、即購入して試してみるのに・・・、と思っただけに残念でした。しかし、それと同時にふとある疑問も湧いてきました。

本当に穀物が入っているドッグフードはダメなの?

言うほど穀物について調べもせず、ネットの情報を鵜呑みにしていた私は、偏った知識に犯されているかもしれないと思い、これはとことん調べてみる必要があるなと思いました。

そこで今回は「穀物不使用」の是非について書きたいと思います。

もくじ

ドッグフードはなぜ穀物不使用が良いのか?

今まで散々色々なサイトやブログを見ましたが、ほとんどが「穀物不使用」「グレインフリー」が良いドッグフードだと謳っています。

その理由は、
犬がアレルギーを引き起こすフードの原因の一つが穀物である

特に、小麦やとうもろこしはアレルギーを引き起こしやすい

穀物は人間であれば問題なく消化できるが、犬には消化しにくい

ということで、「ドッグフードは穀物不使用を選びましょう!!」といった記事をよくみるわけです。

また、犬の歯や胃腸は穀物を消化するのに適した機能ではないということもあるそうです。確かに犬は人間と違って、よく噛んで食べない気がします。コジロウもそうですが、あまり噛まずに飲み込むイメージですから、当然犬にとってドッグフードは消化しやすいものでないといけないでしょうね。

実は、私が冒頭で書いた「穀物使用以外は非常に良いドッグフード」を扱っている会社に、

なぜ御社のドッグフードに穀物が含まれているのですか?」という質問をメールしました。すると担当者から迅速に丁寧でわかりやすい説明メールを返信頂きました。

以下、そのメールを元に、なぜその会社ではドッグフードに穀物を使用しているのか説明します。

某会社のドッグフードに穀物が使用されている理由とは?

この会社のドッグフードの穀類は、自然の素材から必要な栄養素が摂取できるよう穀類を配合しています。

雑穀にはビタミン、ミネラル、食物繊維等の栄養素が豊富に含まれ、通常のドッグフードでは不足しがちな栄養を自然の素材より摂取することが出来るそうです。

更に、穀類は栄養学的にエネルギー源として位置付けられており、絶対に与えてはいけないものではないということなので、粗悪なドッグフードは別として、きちんと製造されたドッグフードであれば安心できるそうです。

また、この会社のフードは、野菜や肉類も人間が食べるものと同じ食材で、同じ加工を施しています。例えば安価なフードでは肉、内臓、骨をすべて混ぜて作られる肉副産物等が使用されたりしております。チキンミールもその1種ですね。

チキンミールを知らない方のために簡単に説明しますと、普通人間が食べないような鶏の色々な部位を集め、混ぜ合わせて粉々にしたものです

一度ミールになると、どの部位が使われているのかわからないので、チキンミールは結構なブラックボックスなんでしょうね。どの部位をどのように使用しているかは各業者によって違うので一概に言えませんが、成分表を見てミールと名がつくものが記載されているドッグフードを可愛い愛犬には食べさせない方が良いでしょう。

野菜に関しては、茎や葉などはそのまま粉砕し、混ぜられているものも多いそうです。犬に与えてはいけないと言われるトウモロコシは、世に出ている安価なフードですと実の部分だけでなく芯、茎、葉を全て粉砕して混ぜられていることが多いため、与えない方が良いとされています。

このような犬にとって可食部ではないものを含むフードは、アレルギーを引き起こす原因になることが多いようです。犬にとって良くない素材は使用せず、人間が食べるものと同じ素材(トウモロコシであれば実の部分のみ)で製造すれば安心であり、きちんと栄養を吸収できるそうです。

犬に雑穀(炭水化物)を与えることは、様々な情報がネット上で氾濫していますが、きちんとした処理を施せば栄養を消化吸収することが出来るそうです。

でんぷんを高温高圧化で十分に糊化することで、犬・猫でも消化吸収が出来るよう処理を行っています。

この製法をα化と表現するそうで、ペットフードを製造する際にはとても重要な処理だそうです。必要な栄養をできる限り自然の素材から取れるよう獣医師監修の元、商品開発、製造を行っているとのことです。

以上となりますが、この会社が自信を持って穀物を使用したドッグフードを販売されている理由がわかりました。

ふむふむ、なるほどなるほど。

製造法によるのでしょうけど、
穀物は出来れば含まれていない方が良い
が、いつの間にか、
穀物が含まれてはいけない

と時間をかけて変わってきたのかもしれませんね。きちんとした製法であれば、犬にとって必要な栄養を吸収できるのであれば、穀物が含まれても良いのかもしれません。

ドッグフードに限ったことではありませんが、ネットには様々な情報が氾濫しています。疑問に思うことは、納得いくまで調べあげないと生きて行けない世の中なんですよね。情報弱者はいつの時代も搾取され、取り残されてしまいます。

実は、この会社のシニアフードを注文してみました。私がコジロウのために、なぜこのドッグフードを選んだのかをメリット・デメリットを含めて後日レポートを書いてみたいと思います。

コジロウのために納得いくまで調べ続ける日はまだまだ続いて行きます。

コジロウブロッコリー

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんにちは。

    フード選びって難しいですよね。
    ウチはアレルギーはないものの、好き嫌いが激しいのと涙やけと粒のサイズで、結構ジプシりました。

    身体が小さいとはいえ、こんな量でよく足りるなぁと思うけど、穀類が入ってるから満腹感あるのかな?
    人間と同じなんでしょうか。

    第一、第二原材料がきちんとした肉類で、きちんと評価されてるフードであれば、あとはそれぞれワンコさんとの相性の問題かなぁと思います。

    ビートバルプだって、薬品製法はダメだけど圧力製法なら問題ないですし、おっしゃるように同じ原材料でも製法によって良し悪し分かれますよね。

    フード選びはきっと一生続くのだと思います。
    ま、それも楽しいですけどね。笑

    • ちわわんs様

      はじめまして。ちわわんs様。
      コメント、更には貴重な情報ありがとうございます。
      うちのコジロウはあまり好き嫌いがないのですが、フードを食べないとなると不安になりますよね・・・。
      涙やけもフードによって目に見えて効果が違うのでしょうか。
      今は良いフードに出会えたのであれば良かったです。

      ビートバルプも犬にとっては必要のない材料と言われていますからね。
      食べてすぐ体調の良し悪しがわかるわけではないので、なかなか判断も難しいのですが、おっしゃるとおり、
      相性もあるのでフード選びは一生続きますよね。

      また幾つか試したいシニアフードがあり、結果報告しますので、今後ともよろしくお願い致します!!

コメントする

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

もくじ